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概要

挨拶

地域が変われば、世界が変わる。
今、行動すれば、将来が変わる。
自分が変われば、社会が変わる。

プロジェクトリーダー

⽯井 ⼀英

北海道⼤学⼤学院⼯学研究院 教授

50~100年後の人々の生活はどうなっているでしょうか?

現在の私たちの暮らしに必要な資源・エネルギーを採取して利用する仕組みは、おおよそ18世紀半ばから19世紀にかけて起こった産業革命以降、もっと言えば20世紀に入った第二次政界大戦後以降に構築されたものです。今、地球規模で、温室効果ガス排出による気候変動、化石エネルギーやレアメタル、リンなどの資源の枯渇、環境の変化に伴う生物多様性の喪失、そして人口問題(増加する地域と減少する地域)など、人類の生存に深く関与する様々な問題が生じています。

この問題に対処するための基本発想は共生です。

すなわち私たちは、物言わぬ3つの弱者である、1)環境、2)発展途上国の人々(今を生きる友)、3)次世代の人々、と共生しなくてはなりません。
物資・エネルギー・サービスのグローバル化は今後も継続するでしょう。しかし、今、地球規模で生じている様々な問題へ対処し、現在および将来の誰もが幸せを享受できる持続可能な社会を構築する必要性が強く求められています。

そのためには、行き過ぎた資源利用と廃棄のスピードを調整し、自然環境と共生しながら生き存える術を身につける必要があります。

地域資源を最大限に利活用した地産地消・地消地産の仕組みを、物・エネルギー・経済・制度設計・人材確保のすべてを考慮して築き上げることが重要です。そしてその仕組みは、産学官市民が一体となった“共創の場”で発案され、育まれ、そして実験・実証を通じて、社会実装されるべきものです。

私たちの「地域エネルギーによるカーボンニュートラルな食料生産コミュニティの形成拠点」では、地域の人々が主体となって、将来を含む地域の人々のために、地域資源を最大限に活用する社会、そして安全・安心でかつ互助に基づく幸せな社会を築くための仕組みづくりに貢献します。

地域主体の地産地消・地消地産の仕組みを、大学を中心とした拠点で多様なステークホルダーで切磋琢磨することにより、仲間を増やし、国内・世界のあちこちで同様の取り組みが広がり、そしてその取り組み内容が共有され、また新たな取り組みが生まれるといった好循環が形成されます。

未来を切り開く“共創の場”として大学も変わります。

是非、皆さんのご協力をお願い申し上げます。

Profile

⽯井 ⼀英 Ishii, Kazuei

2010年〜2018年 北海道⼤学⼯学研究院 准教授
2018年から北海道⼤学 ⼤学院 ⼯学研究院 教授
2020年から北海道⼤学 ロバスト農林⽔産⼯学国際連携研究教育拠点 代表
現在に⾄る

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